デキる男は住まいから

GWは家族で片づけを… やってしまいがちな間違い5選 (1/2ページ)

香村薫
香村薫

 今年のGWは家族と一緒に片づけをしよう!とお考えの方はいらっしゃいませんか? 実は片づけにはブームがあります。過去を振り返ると、阪神淡路大震災が起こったときに「断捨離」、東日本大震災のときは「ミニマリスト」という言葉が流行しました。人は自分の身に降りかかる困難があったときに、「家の中のモノを見直そう!」という思いになるのではないでしょうか。

 私は片づけのプロとしてこれまで数々のお宅を訪問し、一緒に片づけを進めてきました。その際に依頼者の方から、過去にトライしたけど上手くいかなかった片づけの失敗談をよくお聞きします。今回はその中から、やってしまいがちな片づけの失敗を5つご紹介します。

 《失敗例その1》リビングなど家族みんなで使う部屋から始める

 よしやるぞー!と家族が集う「リビング」から片づけを始めようとする方が多くいらっしゃいます。家族全員が同じような熱量であればよいのですが、そうではない場合、「お父さんが急に張り切りだした」と鬱陶しがられるパターンが多いのです。そうなると、お父さん以外の家族は守りに入ってしまい、「人のモノを勝手に捨てないで!触らないで!」と反抗することも。

 実際、片づけを依頼される方の中には、「家族と一緒に片づけて揉めたので、プロに依頼した」という方がいらっしゃいます。一度、家族間で揉めると、再び一緒に片づけをしよう!という意識に持っていくのは難しいそうです。

 そこで、まずは自分の物だけで片付けが完結するエリアから取り掛かかることをおススメします。もうこれ以上一人で片づける場所は無い!という段階になってから、家族みんなで使うエリアの片づけに移るようにしましょう。

 《失敗例その2》押し入れ・納戸・開かずの間などの巨大エリアから始める

 せっかくの連休だから!と、いきなり巨大エリアから手をつけようとする方も要注意です。

◆巨大な場所は作業に時間がかかって疲れやすい

◆利用頻度が少ないエリアの場合、せっかく片づけても使いやすさを実感しにくい

◆思い出が出てくるたびに作業が中断する

 と、片づけを妨げる要因がいくつも潜んでいるのです。特に、思い出の品を置いてある場所は、そのたびに手が止まってしまいます。思い出は手放すかどうかの判断がつきにくいので、だんだんと片づけ作業がイヤになってくることも。

 そこで、こういう場所は後回しにして、最初は「毎日必ず使う場所」から着手しましょう。その場所が広い場合は、「引き出し1つ・カゴ1つ」からでもOK。10分程度で終わる片づけでも、毎日使うモノが入っている場所なら十分に達成感は得られますよ。連休は長いので、一日ずつその達成感と使いやすさを感じながらステップアップしていくと、途中で挫折することなく家の中を全て片づけられますね。

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