がん電話相談から

悪性リンパ腫の疑い、専門病院に移りたい (1/2ページ)

 本人入院中なら代理来院でも可

 Q 70代の女性です。今年1月、あごの下から首にかけて腫れがひどく、総合病院を受診しました。検査を受けたところ、悪性リンパ腫の疑いを指摘されました。主治医によると、次回は生検をするとのことです。この検査はどのような意味がありますか。

 A リンパ節が腫れる病気には、良性のものから悪性のものがあります。悪性リンパ腫の確定診断には、生検(リンパ節や腫瘍の一部を外科的に採取)をすることから始まります。採取した検体は、病理検査をはじめ、免疫学的検査(フローサイトメトリーによる細胞表面マーカー検査)、染色体検査、遺伝子検査に提出されます。これらの検査の結果を総合的に見て悪性リンパ腫の診断が行われます。

 Q 実は、今の病院からがんの専門病院に転院して治療をしてもらうことを希望しています。

 A 患者本人が来院できる場合は診察予約が可能ですが、本人が入院していて家族が代わりに来院する場合はまずセカンドオピニオンとなり、その後に希望があれば転院となる場合が多いです。

 Q 転院するとなると、転院先の病院で初診から診てもらうことになるのですか。また、生検をしてから転院すべきか、転院してから生検をしてもらうか迷っています。

 A 転院先の病院で初診から診てもらうことになります。治療を目的に転院するのであれば、転院先で生検をしてもらってもいいでしょう。ただし、転院に時間がかかるようなら、生検をしてからの転院でも可能です。その際、来院時に染色していない標本を持参することを勧めます。

 初診から病理検査をするまでに日数は、生検の込み具合や生検するリンパ節の場所などによって異なりますが、7~10日ぐらいになると思われます。

 Q 病院によっては確定診断がつかないと転院できないとも聞きました。

 A そういうことは基本的にはありません。むしろ、確定診断が難しいケースで転院をして、持参した染色していない標本を基に病理検査をして、確定診断がつく場合もあります。

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