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東北電力、新型コロナの影響で4月の販売電力量減少 

 東北電力は28日、今年4月の販売電力量を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、前年同月比で宿泊業が2割、自動車関連でも2割程度がそれぞれ減少したとみられることを明らかにした。

 会見した東北電の樋口康二郎社長は「緊急事態宣言が解除され、電力需要の回復が期待されるが、感染の第2波、第3波の懸念があるほか、新しい生活様式による影響も考えられる。動向を注視していきたい」と語った。

 一方、樋口社長は感染拡大の影響で在宅勤務が増えたことなどを踏まえ、冷房の使用が増える夏場に電気料金がお得になる家庭向けのプランを検討していることを表明。会員制インターネットサービス「よりそうeねっと」や指定の電気料金プランに加入することで、夏場2カ月の電気料金のうち基本料金相当分を無料にする方向で検討しているという。

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