ポートアイランドにある動植物園「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区)にアライグマの赤ちゃんがお目見えし、愛くるしい姿が話題を呼んでいる。
雌の「プーロ」で、4月30日に誕生。出生時は体長12センチほどだったが、今は25センチと順調に育っている。
同園によると、名前はイタリア語で「清潔」という意味。世の中が新型コロナウイルスの混乱の渦に巻き込まれていたときでも元気に生を受け、餌を捕るときには手を洗うようなしぐさをすることが由来という。
飼育スタッフの河合捺奈美さん(25)は「プーロが危ない場所に行かないように、お母さんが首根っこを噛んで、連れて帰るのが見どころ」と説明。家族で来園した市内の30代女性は「たまたま来たら赤ちゃんのアライグマがいてラッキーでした」と喜んでいた。