話してみよう Japaneseライフ

匿名 anonymity

 英語ニュースサイト「ジャパン・フォワード」は、「End Cyberbullying: Disclose Identities of Malicious Social Media Users(ネット上の中傷 悪意の匿名は情報開示を)」との見出しで、会員制交流サイト(SNS)などインターネット上で行われる誹(ひ)謗(ぼう)中傷を防止するためのルール作りの必要性について報じている。

 英単語「cyberbullying」は、「cyber(インターネット上の)」と「bullying(いじめ)」を合わせた造語。具体的には、いじめの被害者(victim)に対し、誹謗中傷する言葉を投稿して、心理的に追い込むことだ。

 誹謗中傷を表す英単語は「defamation」「libel」など法的に「名誉毀(き)損(そん)」を表すものや、「smear(汚すこと)」や「slander(中傷、悪口)」、「calumny(悪意をもって人を傷つけること)」などがある。

 ネット上でのいじめが起こりやすい原因のひとつに、実名を伏せて投稿する「匿名・匿名性」の問題がある。匿名や匿名性は英語で「anonymity」、「匿名の」という形容詞は「anonymous」、副詞は「anonymously」という。

 「pseudonym」や「fake name」は「仮名」を指す。「alias」は「別名」などの意味で、「under an alias」で「偽名を使って」という意味を表す。

 また、インターネット上で本名の代わりに用いる発信者の呼び名のことを「ハンドルネーム」と呼ぶが、英語では「handle」で通じる。

 ネット上のいじめは、日本だけでなく、世界中で深刻な社会問題になっており、それを防ぐための手立てが議論されている。

 See you next week!

 

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