節約家計簿

夏休みは介護や住み替えの話し合いを

 今夏は新型コロナウイルスの影響で、お子さんたちの夏休みの日数に変化が出ているようです。都市部からの帰省はなかなか難しいですが、お盆などに家族とゆっくり過ごせる方は、お金の話をしてはいかがでしょうか。高齢の親と離れて暮らしている方は、介護や住み替えの話し合いをおすすめします。

 最近は外出がしづらく、家に閉じ籠もったままの高齢者が増えています。知人から、「久しぶりに親に会ったら、認知症が進んでいた」という話を耳にしましたが、介護が必要になったら、どこで介護を受けるのかを話し合っておくべきだと考えます。

 介護現場の方からうかがった話では、介護ヘルパーにも高齢者が多く、「外出を控えたい」と休みを申し出る人が増えたり、デイサービスやショートステイでは「密」を避けるために人数制限や休業にしたりと、在宅介護にも影響は出ています。逆に在宅勤務が増え、介護との両立が可能になったご家庭もあります。新型コロナの第2波がきているともいわれている今、高齢の親がいるご家庭で介護の話は大切な話題といえます。

 同時に、親が過疎地に住んでいるなら、住み替えを話題にしてはいかがでしょうか。気が進まない親も多いはずですが、大規模災害が増えている昨今、道路が寸断されたとき、支援の手が入りにくい場所に住んでいるなら、避難を楽にするための住み替えができないか検討するのです。

 なかには、住み替えの費用に不安を持つ方もいるはずですが、介護認定を受けていない60歳以上の方であれば、ケアハウスに住み替える方法もあります。

 たとえば母親が1人暮らしで、収入は遺族年金のみなら、住居費や食費などを含めて、月に10万円以下で暮らせるケアハウスはたくさんあります。大規模災害が起こったときに、入居者や職員が一緒にいてくれるだけでも、1人暮らしより親も子も安心できるのではないでしょうか。(ファイナンシャルプランナー 畠中雅子)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus