東京都は７日、新型コロナウイルスの感染者が新たに４６２人報告されたことを明らかにした。過去最多の今月１日の４７２人に迫る高い水準となった。都内の累計の感染者数は１万５千人を超え、１万５１０７人。
都によると、新規感染者のうち２０代が１８６人、３０代が１１８人で約６５％を占めている。４０代は６８人、５０代は３３人、６０代以上は３６人。１０代以下は２１人だった。重症者は前日より２人増えて２３人。
都内の新規感染者は７月下旬以降は３００人を超える日が目立つ。小池百合子知事は「この夏は特別な夏だ」とし、都民に対して都外への旅行や帰省、夜間の会食、遠くへの外出を控えるよう呼びかけている。
また、会食による感染が目立っていることなどを踏まえ、酒類提供の飲食店やカラオケ店に今月３１日まで午後１０時までの時短営業を要請している。
都は感染状況に関する４段階評価の警戒度を最も高いレベルの「感染が拡大していると思われる」、医療提供体制に関する警戒度を上から２番目の「体制強化が必要であると思われる」としている。