ヘルスケア

感染経路が家庭内に比重 自宅療養に潜むリスク

 新型コロナウイルスの再拡大が顕著となっている東京都で、感染経路の比重が従来目立った夜の繁華街関連から家庭内に移っている。行動範囲が広い20~40代から重症化しやすい同居の高齢者に感染する例も。陽性者の急増による病床逼迫の回避策で都が検討する自宅療養には家族間の感染リスクが潜む。

 「高齢者と同居している場合、家の中でも長時間の会話をする時はマスクの着用をお願いしたい」。小池百合子知事は6日、増加傾向をふまえ、家族間で食事の時間をずらしたり、タオルなどの日用品を分けたりする細かい工夫を求めた。

 8月3日までの1週間で家庭内が26・0%で最も多く、特に70代以上は同居人からの感染が51・0%に上り、60代も40・5%だった。病院に行き、陽性が判明するまで数日かかるため、その間に自宅内で家族を感染させてしまう事例が多いという。都の担当者は「家族に少しでも症状が出たら、すぐに予防に努めてほしい」と話す。

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