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釣った魚を地域通貨に 静岡・西伊豆町、観光と漁師不足対策

 観光客らが釣った魚を、自治体が電子地域通貨で買い取る取り組みが、9月から静岡県西伊豆町で始まった。町によると、自治体によるこうした取り組みは全国初。新型コロナウイルスの影響で激減している観光客を呼び込み、漁師不足で減った市場の魚を補うのが狙いだ。

 埼玉県川口市から訪れた平井景太さんは釣り仲間と参加。2人で釣ったイサキ数匹を約2千円分の地域通貨「サンセットコイン」と交換した。「前から釣りに来ていたが、魚をたくさん釣っても持ち帰れずに逃がし、もったいないと思っていた。交換したお金でお土産を買えた」と笑う。

 取り組みの名称は「ツッテ西伊豆」。釣り情報サイト「ツッテ」の編集長で、釣りの魅力を伝える活動をしている中川めぐみさん(37)が発案した。約3年前から同町を訪れ、漁業の高齢化や観光客の減少など町の課題を知ったという。

 中川さんは「海はもちろん、ジオパーク認定もされている豊かな自然があり、人も魅力的。町も楽しんでほしい」と話す。

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