趣味・レジャー

城主や家紋のデザインで収集家も 千葉県で「御城印」続々

 千葉県内各地に残る城・城跡について、外観やゆかりのある城主、その家紋などをあしらったポストカードの一種「御城印(ごじょういん)」の発行が相次いでいる。千葉城とも呼ばれる猪鼻城址(千葉市)や佐倉城(佐倉市)などがあり、24日時点で約30種類とみられる。来県客が複数の城跡を訪ね歩けば、飲食や宿泊などを含め、地域活性化への効果も期待できる。千葉県の特徴は山城の多さで、まだまだ新しい御城印が出てくる余地があるという。

 御城印は1枚数百円。神社や寺院で記念に押してもらう「御朱印」のブームに続く形で、全国で発行が本格化した。収集を趣味にする人も多く、観光客誘致に重要な役割を果たしつつある。

 県観光物産協会は7月、公式サイトで県内の御城印を一覧できる形で掲載し始め、それぞれの歴史的背景も説明している。その後も戦国大名、里見義堯(よしたか)の居城だった久留里城(君津市)や、上杉謙信が城攻めの拠点としたとされる謙信一夜城(佐倉市)などが追加された。24日にも、戦国の重要な合戦の舞台となった国府台城(市川市)など、新たに4種類が発売される。県内には1000を超える城跡があるといい、多古城郭保存活用会(多古町)は当面、新しい御城印を毎月出していく方針だ。

 県内の御城印の多くでデザインを手掛けているのが、山城に詳しく、歴史講座などの活動を展開している山城ガールむつみ(本名・宇野睦)さんだ。むつみさんは、「県内には、地元の人にも知られていない小さな山城がたくさんある。御城印をきっかけに近くの城やその歴史のことを知り、郷土を誇る気持ちにつながってくれたらうれしい」と話している。

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