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極寒の冬の海で働く漁師の間に口コミで広まった防寒インナー

 機能性下着がまだ一般的ではなかった40年以上も前に商品化され、今なお進化を続けているロングセラーの保温肌着「ひだまり」をご紹介します。かつてエベレスト登山隊が着用し、極寒の冬の海で働く漁師の間に口コミで広まった防寒インナーを一度試してみてください。<産経ネットショップ>

 「ひだまり」は、肌着メーカーの健繊(東京都新宿区)が、「健康管理はまず保温から」というコンセプトのもと、1978年に商品化した防寒機能インナーのパイオニア的存在です。その後も改良が重ねられ、1982年に登場した「ひだまり極(きわみ)」は、群馬県山岳連盟のエベレスト登山隊が1991年、世界最高峰のエベレスト登頂時に着用していたことで話題になりました。そのあたたかさについて、同社は「体温を逃さない魔法瓶のような肌着」と表現します。

 防寒性の秘密は、独自の混紡糸「ダンロン」と、あたたまった空気を保温する働きを持つ特殊な加工編地。ダンロンは、フランスの繊維メーカー、ロービル社が作る世界で唯一の糸「ロビロン」を80%、アクリルを20%の割合で混紡した熱伝導率が低く、速乾性と透湿性に優れた糸です。これを、肌に当たる側に使い、さらにナイロン、アクリル・毛と生地を三層に重ねることで空気の層を作り、あたたまった空気を溜め込みます。表から見るとキルティングのようなキルトウェーブ加工の編地は、この三層構造の生地の保温力をさらに高める効果があるといいます。

 今や、防寒対策に欠かせない機能性下着ですが、「ひだまり」は、汗に反応して熱を発するいわゆる「発熱繊維」の下着とは一線を画します。汗をかかないとあたたかくならず、動くと暑くなって汗冷えすることもある発熱繊維に対し、「ひだまり」は、じっとしていてもあたたかく、汗をかいても湿気を放出して常にサラッとした着心地をキープします。同社は「汗をかかないとあたたかくならない発熱繊維と違い、自分の体温で温まった空気を保温するので、気持ちのよいあたたかさが続き、汗冷えすることもありません」と説明。製造は国産にこだわり、紡績、編み立て、生地の整理加工、裁断縫製など製造は新潟にある同社の自社工場で行われています。

 漁師の要望から生まれた「ひだまり チョモランマ」は、見た目の下着っぽさを排除したデザイン。極寒の海から戻って陸に上がった際や、作業中に暑くなって上着を脱いでも違和感がないよう、色はスポーティーなネイビーで、ひじ当てやひざ当ても付けて強度を高めています。ジッパーで開閉し、首まであたたかい「紳士ハイネック長袖シャツ」は14,080円。「婦人丸首長袖シャツ」「紳士ズボン下」「婦人ズボン下」はいずれも9,900円。

 レギュラーモデルの「ひだまり極(きわみ)」は、メンズが白、レディスがピンクで普段着の下に着られるインナータイプ。シャツやセーターの下に着れば重ね着で着膨れすることもありません。実際、テレビドラマや映画の真冬の屋外撮影で使われ、出演者が衣装の下に着て薄着で乗り切ったというエピソードも寄せられているといいます。「ひだまり極 紳士長袖U首シャツ」「ひだまり極 紳士ズボン下「ひだまり極 婦人8分袖インナー」「ひだまり極 婦人スラックス下」は各8,250円。

価格はいずれも税込み。価格や仕様などの情報は掲載時のものになります。

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