ボランティア活動で「できなかった」を味わう
英語は「できない!! どうしよう!!」「あの外国人ともっとスムーズにコミュニケーションしたかった」という悔しい経験をすると、やる気になりますよね。英会話教室にお金を払って毎週「やる気を買う」のも一つ手ですが、一つ良い方法があるので提案させてください。
訪日外国人向けにボランティアで、観光案内をしてみるのはいかがでしょうか。
街頭ボランティアガイドを運営している「Japan Local Buddy(ジャパン・ローカル・バディ)=JLB」(外部サイト)という活動があります。「How Can I Help You?(お困りですか?)」と書かれた看板を持ち、街中で外国人をガイドする活動です。
急にハードルが高い! と感じましたか? ご安心ください。実は、多くの場合、相手も英語圏からの旅行者ではないため、互いに手振り身振りで会話をしています。
- 旅行客:Good Japanese food. Where?(おいしい日本食。どこですか?)
- ボランティア:Beef, ok ? Let’s go. (牛肉は大丈夫? なら、ご案内します)
ジャパニーズイングリッシュでも問題ない! カタカナ英語でも問題ない!
また、保護者同伴が必須ですが、子供の参加も可能です。
コロナの影響もあり、外国からの旅行客数はぐっと減ってしまいましたが、コロナが落ち着いたら、このようなものに参加してみてはいかがでしょうか。
注意点として、JLBでボランティア活動するためには、登録が必要です。また、現在はコロナの影響で外国人旅行客が街にいないため、オンラインで交流の機会を設けているようです。ご興味ある方は、ぜひ問い合わせてみてください。
【グローバルリーダーの育て方】は、100%英語環境の保育園やアフタースクールを経営する女性社長・龍芳乃さんが、子供が世界で通じる「人間力」「国際競争力」をどう養っていくべきかを説く連載コラムです。アーカイブはこちら