ヘルスケア

新型コロナ、重症病床200床確保へ 東京都が要請

 東京都は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、重症者用の病床を200床確保するよう各医療機関に要請した。要請の通知は1日付で、1週間をめどに体制整備を求めている。

 都が公表している重症者用の確保病床は150床。11月に入って感染状況が悪化し、重症者数が高い水準にあることから、50床増やす必要があると判断した。11月中旬に準備を求め、今回、確保を要請。中等症の患者ら向けの確保病床についても2490床から2800床に増やすことを求めている。

 都は16日から運用を開始する新型コロナの専用医療施設(府中市)を報道陣に公開。中等症以下が対象で、対応が難しいとされる要介護者、日本語や英語が話せない外国人らを受け入れて他の医療機関の負担軽減も図る。当面32床でスタートし、最終的には100床まで拡大する。

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