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温暖化で日本の降雪減少か 気象庁の今世紀末予測

 気象庁と文部科学省が4日まとめた「日本の気候変動2020」によると、地球温暖化で今世紀末には北海道の内陸部などを除き、全国的に降雪・積雪が減りそうだ。一方、大気中の水蒸気量が増えるため、ごくまれに大雪が降るリスクは下がるとはかぎらないという。

 気象庁の予測では、北海道や東北を除く地域では冬に「西高東低」の気圧配置が弱まる。政府が目指す、産業革命前と比べた気温上昇を「2度未満」に抑えることができたとしても、年最深積雪や降雪量は本州以南のほとんどの地域で減る。割合は全国平均で30%程度、4度上昇すると70%に達する可能性がある。

 北海道の内陸部のほか、「2度未満」を達成した場合でも東日本の日本海側の山間部などは厳冬期の降雪量や最深積雪が増えそうだ。温暖化で大気中の水蒸気量が増え、気温が低くなる内陸部や山地では、ごくまれに降る大雪のリスクが残るとした。

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