ヘルスケア

東京都新型コロナ会議「逼迫し始めている」 重症者用病床は200床確保

 東京都は10日に開いた新型コロナウイルスのモニタリング会議で「通常医療との両立が困難な状況になっている。医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し始めている」との分析を示した。確保病床数については重症者用が150床から200床に、中等症の患者ら向けが2490床から2800床に増えたことが報告された。

 医療提供体制の警戒度は上から2番目の「体制強化が必要であると思われる」を維持した。

 感染状況に関しては「日常生活の中で感染するリスクが高まっており、深刻な医療提供体制の機能不全を避けるための感染拡大防止策が必要」と指摘。警戒度を最高レベルの「感染が拡大していると思われる」で維持した。

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