新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は10日の会合で、国内の新規感染者数は過去最多の水準が続いており、国や自治体の感染抑止対策が「必ずしも新規感染者数を減少させることに成功しているとは言い難い」との分析をまとめた。
政府の新型コロナ感染症対策分科会が集中的な対策を求めてから3週間が過ぎた来週半ばをめどに、感染拡大が沈静化に向かうかを評価する意向を示した。
第3波では高齢の感染者数が多く、入院者数、重症者数の増加が続いており、医療体制への負荷が増大。認知症や透析患者らの入院調整に困難をきたす事例もあり、予定された手術や救急の受け入れ制限、病床を確保するための転院などの事例も見られるという。年末年始には医療体制が相対的に弱くなり、さらなる感染拡大につながる可能性があるとの懸念も示した。