ヘルスケア

米でモデルナ製コロナワクチン発送開始 CDC有識者委員会は接種優先対象を議論

 【ワシントン=住井亨介】米製薬大手ファイザー製に続き米国で2例目の緊急使用を許可された米モデルナ製ワクチンは20日、各地への発送が始まった。21日にも接種が一部の医療機関などで始まる見通し。

 米国では現在、医療従事者や高齢者施設入所者ら約2400万人が最優先にワクチンの接種を受けているが、米疾病対策センター(CDC)の有識者委員会は20日、その先の優先順位を議論。75歳以上の高齢者のほか警察官、消防士、食料品店従業員など社会基盤を支える職種に従事する人々(エッセンシャルワーカー)を次に優先するグループとする勧告をまとめた。

 第2陣グループに続くのは、65~74歳の高齢者と16~64歳で持病のある人、金融、エネルギー、水道、法曹などその他の基盤職種の人々となっている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus