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ビーツ(2) 運動効果に専門家も注目

 栄養豊富なスーパーフードとして注目されるビーツ。なかでも、ビーツに含まれる硝酸塩が運動機能向上に役立つ可能性があるとして近年、アスリートからも注目されている。

 城西大の関口祐介助教(食品機能学)は、箱根駅伝でもおなじみの同大男子駅伝部と協力し、その効果について研究している。

 関口氏によると、硝酸塩を摂取すると、体内で血管拡張・血圧降下作用のあるNO(一酸化窒素)が生成される。一般的に運動後は血管が収縮して全身の血流が悪くなり、疲労回復しにくい。NOの働きで、それらを改善することが期待できるという。

 「ビーツは他の野菜よりも多くの硝酸塩を含み、抗酸化作用のあるベタレイン類やカリウム、葉酸も豊富。習慣的に摂取すれば、血圧が上がりにくい体質になることも期待できる」と、関口氏。

 ただ、NOは元来、血管内で一定程度、生成されている成分で、運動習慣の有無などによって生成量に個人差もある。「効果を確かめるには、もともと体内で生成されるNOと切り分ける必要があり、さらに研究を進めていきたい」としている。

 ビーツドリンク「奇跡の野菜といわれるビーツをドリンクにしました」を販売する塩水港精糖は今後、関口氏と協力して、ビーツの機能性成分の働きを調べる考えだ。(取材協力 塩水港精糖)

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