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警備会社が消毒事業に進出、宇都宮市「カルテック」 溶液を自動噴霧

 新型コロナウイルスの感染者が確認された施設で行われる消毒作業。警備会社のカルテック(宇都宮市)は、過酸化水素や硝酸銀などを組み合わせた殺菌噴霧用溶液「HaloMist(ハロミスト)」を使った消毒事業に乗り出した。コロナ対策をめぐっては、飲食店や病院、高齢者施設などでクラスター(感染者集団)が発生し、消毒業者への依頼が相次いでいる。ウイルスとの「見えない闘い」が続く中、同社は安心・安全な消毒作業を目指す。

 同社の作業は室内を密閉した上、自動噴霧器で溶液を拡散させる。消毒作業員の感染リスクを軽減できるほか、新型コロナウイルスやバクテリアなどの高い除菌効果が見込めるという。

 ハロミストは昨年3月、米国環境保護庁から新型コロナに対する有効性を認められた。同社の八下田達哉社長は、知人からハロミストを紹介されて安全性を確認。昨年10月、栃木県内唯一のハロミストの施工代理店となった。警備事業のノウハウを生かし、接触せずに体温測定の可能なサーマルカメラの設置や、警備員による検温業務も行うなどして感染リスク低減を図る。

 八下田氏は「噴霧方式なら、手作業による拭き忘れの防止や、電子機器も殺菌できるなどのメリットがある」と話しており、病院や介護施設での利用拡大を目指している。

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