千葉県の森田健作知事は15日、県庁で記者団の取材に応じ、県内で新たに17人が新型コロナウイルスの変異株に感染していたことを明らかにした。うち12人は昼間のカラオケで感染が広がったとみられ、県内で初めて変異株によるクラスター(感染者集団)と認定された。残り5人は家族で、県内での感染者は計21人となった。
県によると、12人は地域の高齢者仲間などで、うち1人は重症。カラオケでは歌うときにマスクをしていない人もいて、森田知事は「人の命を守ることも大事だ。注意していただきたい」と県民に呼びかけた。
また、県などによると、県内では15日、新型コロナに感染した3人の死亡と、76人の感染が確認された。