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動画配信、「日本独自」で勝負 スタジオ確保や地上波連動…競争が激化 (2/2ページ)

 昨年には三谷幸喜が脚本・演出を担当し、香取慎吾が主演したシチュエーションコメディー「誰かが、見ている」も発表され、話題となった。日本の会員に楽しんでもらうのに加え、世界を意識してオリジナル作品を手がけており、「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」はフォーマットが海外展開し、メキシコやオーストラリアでリメークされた。今後もイタリアやドイツ、フランス、スペインでの制作が決まっている。

 提携で海外作品も拡充

 海外事業者との提携で作品の充実を図るサービスもある。「U-NEXT(ユーネクスト)」はSVOD(定額制動画配信サービス)で、米ワーナーメディアと独占パートナーシップ契約を締結。4月から配信サービス「HBO Max」などの人気作を配信している。

 映画「ブレードランナー」などで知られるリドリー・スコット製作総指揮のSF作品「レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星」のほか、「セックス・アンド・ザ・シティ」など過去の人気作も提供する。

 同社の堤天心社長は3月末の戦略発表会で、「日本における動画配信市場はまだまだ伸びると思っている。一人のユーザーが複数サービスを使っているという傾向はどんどん高まっている」と説明。他社との差別化について「今回のような取り組みを含めて、われわれはわれわれで今後、プレミアムないい作品をそろえていく」と語った。

 日本では昨年、ディズニーの「Disney+(ディズニープラス)」もサービスを始め、競争はこれまで以上に激化。米アカデミー賞ではネットフリックスなど動画配信サービスの作品が、ノミネートされることはもはや当たり前となっており、今後も量、質の両面で存在感が高まっていくことは間違いない。

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