ヘルスケア

コロナ2人死亡、新たに74人感染 伊勢崎の工場社員寮でクラスター 群馬

 群馬県は11日、新型コロナウイルス感染症で入院していた90代と80代の男性2人が10日に死亡が確認されたと発表した。県内の死亡者数は計109人になった。感染力が強いとされる変異株「N501Y」の感染は新たに26人確認され、県内の累計人数は240人になった。

 11日に新たに感染が確認されたのは74人で、管轄別は県39人(保健所管轄別=伊勢崎13人、利根沼田10人、太田4人、渋川、藤岡、富岡、桐生各3人)、前橋市14人、高崎市21人。累計で6842人に増えた。

 クラスター(感染者集団)は、伊勢崎市内の工場の社員寮で5~9日に20~30代の従業員13人の感染が判明。伊勢崎保健所は感染拡大防止に向けた指導を行った。同市内の高齢者福祉施設でも入居者1人の陽性が新たに確認され計11人に増えた。

 このほか、利根沼田保健所管内の中学校が2人増の計21人、同管内の障害福祉サービス事業所は5人増の計10人になった。前橋市の県立心臓血管センターで患者2人の感染が判明し、計14人となった。

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