教育・子育て

コロナ禍を背景に小中学校で情報通信技術が浸透 埼玉県教委調査

 埼玉県教育委員会は11日、県内の公立小中学校など計1058校(政令市のさいたま市を除く)の学習状況調査結果を発表した。情報通信技術(ICT)を活用したと答えた学校の割合を昨年8、9月調査と今年1、2月調査で比べると、小学校では11・1ポイント増、中学校では6・2ポイント増となった。

 県教委は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う授業動画配信などの取り組みが教育現場のデジタル化推進を後押ししたとみている。

 調査結果によると、ICTを「全ての教員が活用した」「8割程度の教員が活用した」と答えた学校の割合は、小学校では72・4%から83・5%に、中学校では45・8%から52・0%にそれぞれ伸びた。

 一方で「教員の活用能力の差が大きい」と回答した学校は小学校の82・2%、中学校の85・7%(いずれも1、2月調査)を占めており、県教委は研修を強化する方針だ。

 臨時休校などの影響で授業時間が減少したことに伴い、前の学年の学習内容を次の学年に持ち越す措置をとった学校は小学校5校、中学校3校にとどまった。多くの学校は授業の進度を速めるなどして対応しているというが、県教委は「学習の定着が十分ではない懸念もある」と分析している。(内田優作)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus