群馬県は、新型コロナウイルス特別措置法に基づく蔓延防止等重点措置の適用を受けた前橋市など10市町で、職員らによる飲食店などへの見回り調査を始めた。6月13日まで現地確認を続け、感染防止対策の徹底を促す。
措置区域の10市町の調査対象は飲食店や遊興施設など計約1万500店に上り、このうち前橋、高崎両市だけで計約5500店を占める。
見回りでは、県職員や地元市町職員らが2、3人1組みになって店を直接訪問。アクリル板の設置状況や座席間隔の確保など飛沫感染防止対策、手指消毒の実践状況などを点検する。また、午前5時~午後8時の時短営業の状況なども確認する。
県内は変異株の拡大に伴う「第4波」を受け、16日から6月13日までの重点措置の適用により感染防止対策に注力している。