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青森市、縄文遺跡群世界遺産登録勧告は「誇り」

 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録勧告から一夜明けた27日、青森市は遺跡群の一つ・小牧野遺跡で祝う会を開いた。

 会には約30人が参加。小野寺晃彦市長は「顕著な普遍的な価値が認められ、誇りに思う。7月の本番に向け国、県と連携して努力していく」と語った。この後、横約6メートル・幅約90センチの横断幕が披露され、参加者全員で登録勧告を祝った。

 会に参加した近くに住む木村治さん(65)は「地元の誇り。この機会に古き良き縄文時代を世界中の人たちに知ってもらいたい」と笑顔で話した。

 また、三村申吾知事は同日の記者会見で「私どもの主張が認められ、満点に近い評価」と改めて喜びを語った。その上で「7月の世界遺産委員会に向け、新たな決意で今一歩踏み込んだ体制、対応作りを進めていく」と意気込んだ。

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