書評

『社会を変えた50人の女性アーティストたち』

 ■創作の力で逆境をはねのける

 アートの世界は自由だと思われがちだが、かつては性別や肌の色を理由に専門教育を受けられなかったり、発表の場を与えられなかったりと差別も横行していた。

 本書は13~14世紀中国の画家、管道昇から仏王妃マリー・アントワネットの肖像画で知られるエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン、自画像で有名なメキシコのフリーダ・カーロ、今も精力的に制作を続ける草間彌生(やよい)まで歴史に名を刻んだ女性アーティスト50人をポップなイラストとともに紹介。世の中の不均衡の中、創作の力で逆境をはねのけ、後進に道を開いた生き方に勇気をもらえる。(レイチェル・イグノトフスキー著、野中モモ訳/創元社、1980円)

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