今年に入り東京都では、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の適用対象期間とならなかった日は、わずか28日間にとどまっている。
東京では1月8日、昨年4~5月に続き2度目の緊急事態宣言が出された。当初は2月7日までの予定だったが、2度の期間延長を経て、解除されたのは3月21日だった。
だが、感染者数が徐々に増え始め、4月12日には蔓延防止等重点措置に移行。4月25日には、通算3度目となる緊急事態宣言に「格上げ」された。
その後、徐々に感染者数は減少し、6月21日には蔓延防止等重点措置へと「緩和」されたが、最近は新規感染者が再び増加。結局、4度目の緊急事態宣言が決まった。
期間は8月22日までで、東京五輪は緊急事態宣言下で行われることになった。