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旗手、宣誓…開会式も男女平等 多様性と調和を重視

 「多様性と調和」を基本コンセプトの1つに掲げる東京五輪の開会式は、「男女平等」のメッセージが色濃く打ち出された。IOCは今大会から、男女各1人ずつが旗手を務められるよう規則を変更。実際、入場行進では大半の国・地域選手団が新ルールを採用、旗手2人が国旗を掲げた。

 開催国の選手、指導者、審判員の各代表者で行う宣誓も同じだ。選手宣誓は1920年アントワープ五輪で採用され、72年札幌冬季五輪から審判、2012年ロンドン五輪から指導者が加わった。年齢や地域などのバランスを考慮し各1人ずつ計3人で行われてきたが、今回はそれぞれ男女ペアの計6人で宣誓。文言もIOC選手委員会の提言を受けて変更され、新たに「共生」や「差別撤廃」などが盛り込まれた。

 五輪で女性が初参加したのは1900年の第2回パリ大会。1964年東京五輪ではわずか13%だった女子選手は徐々に増え、今大会は最多の48・8%を見込む。男女混合種目は2016年リオデジャネイロ五輪から倍増の18種目に増えた。14年の「五輪アジェンダ2020」にも掲げられた「男女平等の推進」は、着実に進んでいる。

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