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大阪、今月中旬にもアストラゼネカ製ワクチンの接種開始

 大阪府の吉村洋文知事は4日の記者会見で、政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令地域に優先配布する方針を決めた英アストラゼネカ製ワクチンについて、早ければ16日の週から府内で接種を始めるとの見通しを明らかにした。

 政府は8~9月分で200万回分のアストラゼネカ製ワクチンを確保。宣言が発令された6都府県に今月16日から配布する。大阪府には最大約36万回分が割り当てられる見込み。府は市町村の希望を踏まえて配分量を調整する。

 市町村とは別に、府はマイドームおおさか(大阪市中央区)に設置した大規模接種会場で9月までに最大千回の接種を行う。市町村による接種では原則40歳以上を対象とするが、府の接種は、海外でアストラゼネカ製を1回接種したまま帰国した人や、他のワクチンでアレルギー反応を起こす人に限定する。

 吉村氏は「新しい選択肢が増えたのは良いこと」と期待を寄せる一方、接種に消極的とされる若年層に強制はできないとして、「ワクチン(接種)を広げても感染の急拡大を抑えたり、集団免疫を獲得したりするのは難しいのではないか」との認識を示した。

 その上で「重症化の予防に集中し、40~50代にできるだけ早くワクチンを届けることを戦略にすべきだ。その後は陽性者の数に一喜一憂するのではなく、いかにコロナと共存するかにかじを切る必要がある」と述べた。

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