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週刊新潮も9月末に中づり広告終了へ

 「週刊新潮」編集部は17日、9月末をもって、電車の中づり広告を終了することを明らかにした。

 同編集部は理由について、駅売店の減少やスマホの普及などにより、「電車内で広告を見て、関心を持った人が売店ですぐに雑誌を買うという購買モデルの効果が薄れてきた」と説明。

 今後については、活字文化と親和性の高い読者に向けた新聞広告を維持しながら、中づり広告終了で浮いた「余剰の資源」を「取材活動や雑誌づくりにいかすとともに、デジタル戦略として小社展開のニュースサイト『デイリー新潮』の内容増強や宣伝にも活用していきたい」としている。

 同誌は現在、東京メトロに中づり広告を出している。

 中づり広告をめぐっては、「週刊文春」も17日、8月26日発売号を最後に終了することを明らかにしている。

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