文化庁は13日、奈良県明日香村のキトラ古墳壁画と高松塚古墳壁画(いずれも国宝、7世紀末~8世紀初め)を10月16日から一般公開すると発表した。
キトラ壁画は天井の天文図と西壁の白虎を村内の保存・展示施設「四神の館」で11月14日まで公開。1日の定員は約250人。
一方、高松塚壁画は飛鳥美人と呼ばれる西壁女子群像や西壁男子群像などを村内の同庁施設で10月22日まで公開する。1日の定員は約120人。
見学は無料で、マスクを着用。希望者は今月19日(消印有効)までに、インターネットか往復はがきで文化庁の公開事務局に申し込む。応募者多数の場合は抽選。
問い合わせはキトラ壁画が(06・6281・3060)、高松塚壁画が(06・6281・3040)。