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ふるさと納税返礼品「棋士との対局」が中止に 国が指摘

 大阪府高槻市が、関西将棋会館(大阪市福島区)の高槻市への移転費用を支援する目的で募集しているふるさと納税の返礼品から、寄付者と棋士の対局を取りやめていたことが15日、わかった。対局を高槻市外で実施することが返礼品の基準にそぐわないとして、国の指摘を受けたという。

 市は、令和5年度の移転が決まっている同会館の移転費用を補助するために今年7月からインターネット上で寄付を集めている。

 返礼品は色紙など約10種類あり、300万円の寄付者は、棋士の指導を受けられることになっていた。会場は現在の関西将棋会館を予定していたが、国は返礼品を「(自治体の)区域内で提供される役務」などと定めていることから、総務省が高槻市外での開催は基準に反すると指摘した。

 市は今月6日に募集を中止。すでに渡辺明名人を対局相手に指名して寄付した1人に対しては、会場を市内に変えることで調整している。市の担当者は「返礼品をリニューアルしたので、改めて支援を呼びかけたい」と話している。

 市によると寄付は募集から約1カ月半で約7800万円が集まっているという。

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