航空自衛隊千歳基地で活躍した戦闘機などを題材にした限定オリジナルフレーム切手セット「航空自衛隊 千歳基地 HISTORY」を企画した北海道千歳市の郵便局関係者が22日、同基地を訪れて幹部らに完成報告した。毎年人気の基地航空祭が新型コロナウイルスの感染拡大で2年連続の中止となり、代替えで企画した。記念パネルを受け取った●(=徳の心の上に一)重広為智(こういち)基地司令は「当基地の歴史と合わせて紹介してもらい本当に感謝している」などと話した。
フレーム切手セットは、1シートに63円切手と84円切手が各5枚、B5サイズの絵はがき台紙1枚がついて1500円。千歳基地から画像提供を受けた「T-33Aシューティングスター」や「F-104スターファイター」をはじめ、最近引退した「F-4ファントム」、現役の「F-15イーグル」など同基地で活躍した機体を切手の図柄などに採用している。
報告に訪れた千歳駅前郵便局の佐々木俊哉局長によると、切手セットは千歳市内と札幌市内の郵便局31局で17日から1000セット限定で販売しており、「地方からの注文を中心にすでに500セット以上売れている。今後も好調なら増刷したい」と話す。
25日午前0時15分からは「郵便局のネットショップ」(https://www.shop.post.japanpost.jp/)でウェブ販売も行う(別途郵送料等が必要)。