3.コロナ感染予防で控えたい
コロナが収束すれば、飲み会に参加したい場合には、お酒が飲めない、体調不良という理由づけをしていると、時期が来たときに参加しにくくなります。
そこで、この場合には、「高齢の親と会うので」「夫の会社が数人での外食に厳しくて」など、家族や会社指示という理由にするといいでしょう。
会社が違う相手なら
・会社のせいにする 「弊社では、外食は控えるように言われていまして」
同じ会社なら
・家族のせいにする 「高齢の家族と同居しているので」「実家の両親や高齢の人と接する機会があるから」「週末に実家に帰るので、いかないことにしています」
・夫の会社のせいにする 「夫の会社が、まだ数名での会食がNGで」 「夫の職場がコロナ予防に厳しくて、外食は控えるように言われています」
理由はシンプルに、かつ「そもそものところ」に合致するものを選びましょう。
そして、断りの理由を伝えた後には、「参加できなくて申し訳ございません」などお詫びの言葉を添えます。お断りは、感謝?断りの意思?お詫びというように、サンドイッチにして伝えると感じ良くなります。
■断るときはポジティブに
相手にしてみると、断られてしまったので次からは誘いづらくなった、ということもあると思います。今後の付き合いを考えれば、飲み会を断って、ネガティブな雰囲気のまま終わらせるよりも、ポジティブな印象で会話を締めくくりたいところです。そこで、断りとセットで伝えたいのが代替案です。
今回は都合により参加できないけれど、次回は参加したいときには、
「別の日にお願いします」
「タイミングがあったら次は参加したいです」
「プロジェクトが一段落すれば行けるので、来月以降に誘ってください」
などと、代替案として次は参加したいという意思を伝えましょう。
一方、飲み会は避けたい場合には
「お酒は飲めないのですがランチならぜひお供させてください」
「家族の事情で、夜は難しいので、ランチご一緒させてください」
と、代替案としてランチの提案をするのもいいですね。
ランチだと終わり時間も決まっていますし、わざわざ、お店に行かなくても、会議室でお弁当持ちよりのランチ会など、お酒がなくても職場のコミュニケーションを図る目的は十分果たせます。
■メールで断るときに便利なフレーズ
メールで断る場合も、ぜひこの要領で文章をつくってみてください。
◆メールでのお断りの文例
1.今回の飲み会には参加したくない/参加できない
「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが当日は家族との予定があるため、今回は欠席させていただきます。本当に申し訳ございません。またの機会がありましたらぜひご一緒させてください」
2.飲み会そのものに参加したくない
「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが、家庭の事情で夜の外出は控えています。本当に申し訳ございません。機会がありましたら、ランチをお供させてください」
3.コロナ感染予防のため控えたい
「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが、実家の高齢の両親と会うので、しばらくお酒の席は控えています。せっかくのお声掛けいただきましたのに申し訳ありません。ぜひ機会があればランチでもご一緒させてください」