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緊急事態宣言解除でも「あなたとは飲みたくない」 角を立てずにやんわり断る“最強フレーズ”とは (3/4ページ)

 3.コロナ感染予防で控えたい

 コロナが収束すれば、飲み会に参加したい場合には、お酒が飲めない、体調不良という理由づけをしていると、時期が来たときに参加しにくくなります。

 そこで、この場合には、「高齢の親と会うので」「夫の会社が数人での外食に厳しくて」など、家族や会社指示という理由にするといいでしょう。

 会社が違う相手なら

・会社のせいにする 「弊社では、外食は控えるように言われていまして」

 同じ会社なら

・家族のせいにする 「高齢の家族と同居しているので」「実家の両親や高齢の人と接する機会があるから」「週末に実家に帰るので、いかないことにしています」

・夫の会社のせいにする 「夫の会社が、まだ数名での会食がNGで」 「夫の職場がコロナ予防に厳しくて、外食は控えるように言われています」

 理由はシンプルに、かつ「そもそものところ」に合致するものを選びましょう。

 そして、断りの理由を伝えた後には、「参加できなくて申し訳ございません」などお詫びの言葉を添えます。お断りは、感謝?断りの意思?お詫びというように、サンドイッチにして伝えると感じ良くなります。

 ■断るときはポジティブに

 相手にしてみると、断られてしまったので次からは誘いづらくなった、ということもあると思います。今後の付き合いを考えれば、飲み会を断って、ネガティブな雰囲気のまま終わらせるよりも、ポジティブな印象で会話を締めくくりたいところです。そこで、断りとセットで伝えたいのが代替案です。

 今回は都合により参加できないけれど、次回は参加したいときには、

 「別の日にお願いします」

 「タイミングがあったら次は参加したいです」

 「プロジェクトが一段落すれば行けるので、来月以降に誘ってください」

 などと、代替案として次は参加したいという意思を伝えましょう。

 一方、飲み会は避けたい場合には

 「お酒は飲めないのですがランチならぜひお供させてください」

 「家族の事情で、夜は難しいので、ランチご一緒させてください」

 と、代替案としてランチの提案をするのもいいですね。

 ランチだと終わり時間も決まっていますし、わざわざ、お店に行かなくても、会議室でお弁当持ちよりのランチ会など、お酒がなくても職場のコミュニケーションを図る目的は十分果たせます。

 ■メールで断るときに便利なフレーズ

 メールで断る場合も、ぜひこの要領で文章をつくってみてください。

 ◆メールでのお断りの文例

1.今回の飲み会には参加したくない/参加できない

 「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが当日は家族との予定があるため、今回は欠席させていただきます。本当に申し訳ございません。またの機会がありましたらぜひご一緒させてください」

2.飲み会そのものに参加したくない

 「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが、家庭の事情で夜の外出は控えています。本当に申し訳ございません。機会がありましたら、ランチをお供させてください」

3.コロナ感染予防のため控えたい

 「お疲れ様です。○○へのお誘い誠にありがとうございます。とても残念ですが、実家の高齢の両親と会うので、しばらくお酒の席は控えています。せっかくのお声掛けいただきましたのに申し訳ありません。ぜひ機会があればランチでもご一緒させてください」

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