ヘルスケア

大阪府が実証実験の詳細発表、25日から5日間

 大阪府の吉村洋文知事は21日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの接種証明などを使った行動制限緩和に向け、政府が実施する実証実験の詳細を発表した。大阪市の繁華街・ミナミの飲食店12店舗を対象に利用者の人数制限はせず、25~29日の5日間、おおむね午後5~11時に行う。府は11月中にも検証結果を公表する予定。

 来店時のワクチン接種履歴や陰性証明の確認手続きが円滑に進むかどうかを検証するほか、QRコードを活用して感染者の発生情報を周知する「大阪コロナ追跡システム」が機能するかもチェックする。短期間のため、感染拡大を抑制できるかについての検証は見送る方針だ。

 利用者は、運転免許証などの本人確認書類に加え、ワクチン接種済証などの証明書▽3日前までに受けたPCR検査の陰性通知▽府が設ける検査場で利用当日に受けた抗原検査の陰性通知-のいずれかを店側に提示すれば、人数制限なく入店できる。接種証明書とPCR検査の陰性通知は原本でなく、コピーやスマートフォンで撮影した写真でも認める。

 利用者は退店までにコロナ追跡システムに登録し、実験への参加理由や入店手続きの負担を尋ねる3~4項目のアンケートに回答することも求められる。

 吉村氏は「感染拡大防止と社会経済活動の両立を実現するため実施する。(行動制限緩和の)オペレーションが成り立つのか、感染者を追跡できるのかを検証したい」と述べた。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus