「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が4日、佐賀市の嘉瀬川(かわせがわ)河川敷周辺で開幕し、色鮮やかな熱気球が秋空を彩った。6日まで。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止、代替イベントが開催されていた。
大会は風の向きや強さを読み目的地にたどり着く正確性を競う競技部門、自由に上空を移動し、観衆に楽しんでもらうフェスタ部門などがある。
今年も新型コロナ下のため、国内選手のみの参加で、河川敷内は無観客。主催者側は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで中継している。
熊本市から毎年見に来る川市晶子さん(65)は河川敷近くの道路から熱気球を見上げていた。「今年は規模が小さいが見ることができた。来年は国際大会を楽しめたらいい」と笑顔で語った。