甲殻類の絶滅種化石3種発見

 

 東北大は22日、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町にある約2億5000万年前の地層から、エビやカニが属する甲殻類の絶滅種「嚢頭類(のうとうるい)」の化石3種を見つけたと発表した。嚢頭類の発見は国内初で、いずれも新種の可能性があるという。

 2013年、復興事業の残土置き場にするために削った地層から発見した。南三陸町では過去に、世界最古級の魚竜「ウタツギョリュウ」の化石が見つかっており、東北大や町教育委員会が震災後に改めて詳しく調査していた。嚢頭類のほとんどは、長さ数センチの甲羅があり、目と多数ある脚以外の部分を覆っている。脚は餌の捕獲と遊泳の役割があり、それぞれ形が異なる。(SANKEI EXPRESS