炭水化物、タンパク質、脂質とどんな形で食べても、余剰のエネルギーは脂肪に変わり蓄積されます。メタボリックシンドローム対策では、総カロリー量が最も重要となります。炭水化物を抜きさえすれば、何をいくらでも食べてよいというのは明らかに間違いで、栄養素の合計カロリー数を減らすことが必要です。
食事の総カロリーを制限しながら、タイミング良く消費カロリーを上げる工夫を考えましょう。日中の代謝を上げるために、朝早歩きで出勤して、交感神経を刺激しておくと、日中の脂肪燃焼に役立ちます。テレビ放映されている早朝の体操もお勧めです。
食後30分以内の運動が血糖値の上昇を抑え、45分以上のゆっくりした運動は長期的な血糖値の変動に有効と報告されています。急激な運動はグリコーゲンやブドウ糖を使いますが、負荷の少ない長時間の運動は脂肪燃焼を促し体重を減らします。無理のないスマートな運動方法で、元気よく仕事をこなしていくことにしましょう。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS)