一緒に楽しみたい
震災後に発表した前作『INDEPEN DENT』は、曲ごとに歌唱法を変えるほど、かつてなくメッセージを込めた作品になった。しかし今回はライブで歌うことを念頭に置いた。また、海外のシンガーと彼らの地元で制作した曲があってインターナショナル感が増す一方、母親宛てに泣きながら書いたという「ママへ」や、年内に結婚することを公表したせいか、身近に感じられるラブソングも増えている。
「震災があって、曲の書き方も変わりましたね。好きな人には好きと言う、ごめんなさいという時にはごめんなさいと言うとか、“はっきり素直に言える時に言う”ということを、前のアルバムからし始めたんですよ」
リスナーに伝わりやすいように言葉を選び、メロディーや曲の展開にもこだわり、歌い方も普段のしゃべり口調に近いトーンでも試みた。日々の生活で本当に大切にすべきものは何か、さまざまな曲調に乗せてAIが歌いかける。