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【取材最前線】意気込みが違ったバレンティン (2/2ページ)

2013.10.12 11:30

一回、ついに歴史を動かす56号本塁打を放ち、花束を受け取るヤクルトのウラディミール・バレンティン=9月15日、東京都新宿区・神宮球場(古厩正樹撮影)

一回、ついに歴史を動かす56号本塁打を放ち、花束を受け取るヤクルトのウラディミール・バレンティン=9月15日、東京都新宿区・神宮球場(古厩正樹撮影)【拡大】

 バレンティンは昨オフ、チームと2016年までの長期契約を結んだ。外国人選手と長期契約すると成績が下がるといわれ、米国メディアまでもが懐疑的な目を向けた中、「判断が間違ってないことを見せたい」と発奮材料にした。最愛の妻や1歳のまな娘を米国に残し、“単身赴任”。シーズン終盤は左アキレス腱(けん)痛の悪化で出場もままならなかったが、欠場を打診する首脳陣を制止し、「僕の本塁打を楽しみに来るファンもいる」と強行出場を続けた。56号本塁打を放った9月15日の阪神戦。相手の応援団からも祝福されたのは、ファンを大切にする気持ちを持ち続けてきたからだろう。

 故障の影響で計14試合に欠場。「ケガがなければ…」と惜しみたくもなるが、本人は「物事にはすべて理由がある。ケガがなかったとしても、こういう結果が出ていたかは分からないよ」。三冠王も目前で逃したが、また来年がある。さらなる大記録を期待せずにはいられない。(小川寛太/SANKEI EXPRESS

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