【垣花正のハッピー日記】ニッポン放送ラジオパーソナリティー、垣花正(かきはな・ただし)さん(ニッポン放送提供)【拡大】
その日、5年ぶりのラジオ出演となるタモリさんをニッポン放送の玄関前で待っていました。そこに偶然、収録を終えた小島奈津子さんが通りかかります。天真爛漫を絵に描いたような小島さんと立ち話。時間ぴったりにタモリさんが登場。相変わらず武道の達人のような一切無駄のない動き。年に一度のタモリさんのプライベートヨットイベントで関わりながらいつも僕が感じることです。
そしてタモリさんの横には番組のゲストでもある鶴瓶さんも一緒です。「お~ふたりどうしたんや」「僕はお出迎え。なっちゃんは偶然帰るところです」。小島奈津子さんに見送られながらエレベーターに乗りこむと「小島奈津子はええなぁ」と鶴瓶さん。「フジテレビ全盛期の象徴や」。確かに、タレントの皆さんには、華やかさの中に隠した底しれぬ暗さや闇を感じさせる方が多い中、小島奈津子さんには一切の影がないすごさがあります。それを見抜いて採用していたのならフジテレビ人事担当者恐るべし。
さて、タモリさんと鶴瓶さんの収録が始まると、僕は後ろ髪をひかれながら別のスタジオへ。これまた偶然コージー冨田さんがゲストの番組です。タモリさんも鶴瓶さんも見事にひとりでやりながら、モノマネの極意をチラリと。「対象を研究しすぎたらダメなんですよ。凝視しないんです。飯とか食べながら流しておくんです。無意識に引っかかたものをピックアップするんです」。その作業から「お昼の風景」とさえ言われたタモリさんのモノマネは切り取られました。