相手の話をかわし、自分のペースに持ち込む方法の一つに「論点のすり替え」があります。論点のすり替えには、怒っている時や興奮している時に気づかぬうちに行っている場合と、会話の主導権を握りたい時に意図的に使っている場合があります。まずは意図せずに使っている事例です。
女性「お願いしてたレストランの予約してくれた?」
男性「わりー、忘れた」
女性「え~、何でいつもお願いしたこと忘れるわけ?」
男性「何だよ、自分だってこの間、頼んでいたビデオ録画忘れたじゃん」
自分が責められていたのに、見事に論点をすり替え、反撃しています。
次は、意図して使う事例。テーマは、「原子力発電に替わる代替エネルギー」です。
A「シェールガスが最も有力です。しかし、開発に時間がかかるため原子力発電を併用し…」
B「あれだけの事故があったにもかかわらず、まだ原発に頼るつもりですか? 被災地の人のことを考えたことはあるんですか?」