ロイター通信など米メディアによると、カプセルはヘリウムガスを使った巨大気球につるされ、1時間半~2時間かけて民間旅客機が飛ぶ高度の約2倍に相当する3万メートルの成層圏まで上昇し、約2時間滞在する。実際には宇宙ではないが、大きな窓から丸い地球や真っ暗な空間といった宇宙飛行士にしか目にできない光景を堪能できる。
カプセルは乗客6人、操縦士2人の計8人乗り。内部は加圧され、酸素濃度も地上と同じで、普段着のまま乗り込める。降下時は、気球から切り離されて自然落下し、翼のようなパラセーリング用の傘で気流に乗って25~40分かけて着陸する。
ワールドビューは、国際宇宙ステーション(ISS)などに技術を供与している米宇宙企業パラゴン・スペース・デベロップメントのグループ企業で、そのノウハウを活用する。年内にテスト飛行を行い、数カ月後にチケットを発売するという。
ポインターCEOは米NBCテレビに「初年度の飛行は週1回で、売上高は約2340万ドル(約22億8000万円)を見込んでいる」と説明。「富裕層が好む豪華なアフリカのサファリツアー並みの料金なので受け入れられる」と、自信を示した。