1960年代、米ニュージャージー。妻(ウィノナ・ライダー)と2人の娘を愛するマイホームパパのリチャード・ククリンスキーには秘密があった。職業は「金融業者」としていたが実はすご腕の殺し屋。86年に逮捕されるまで100人以上を殺害したとされるククリンスキーは、死亡時刻をごまかして警察の目を欺こうと、死体を冷凍保存して遺棄した結果、「アイスマン」の異名をとった。
かつて全米を震撼させた実在の男に肉薄した「THE ICEMAN 氷の処刑人」(アリエル・ヴメロン監督)。ククリンスキーを演じたマイケル・シャノン(39)がSANKEI EXPRESSの電話取材に応じ、「良き人間でありたいと思う一面と、人殺しを生業としているギャップ、人間性の複雑さに俳優として引かれた」と出演意図を語った。