米テキサス州ダラス郡【拡大】
ギャラップ社が(11月)15日に発表した最新の世論調査では、ドワイト・D・アイゼンハワーから現職のバラク・オバマ氏(52)まで第二次大戦後に就任した11人の大統領のうち、ケネディについて「傑出している」または「平均以上」と評価した人は74%に上り、断トツの首位。2位のロナルド・レーガン(61%)を大きく引き離した。
ケネディ暗殺への関心に伴い、キャロライン・ケネディ氏への注目も高まる。伝記によると、事件当時、6歳の誕生日目前だったキャロライン氏は乳母から父親の死を聞かされ、乳母が心配になるほど泣きじゃくったという。
米国にいれば、テレビや新聞が連日、父親の暗殺について検証や回顧を繰り返す。キャロライン氏は「そうした騒々しさを逃れたいという気持ち」(関係者)から、命日を前に日本に着任したとの見方がもっぱらだ。(ワシントン 共同/SANKEI EXPRESS)