ドウェイン・ジョンソンのアクション　映画「オーバードライヴ」

　友達から麻薬入りの小包を自宅へ送りつけられたばかりに御用になった１８歳のジェイソン。米国では最短１０年、最長２０年の懲役刑が落としどころとなる。父親のジョン（ドウェイン・ジョンソン）は「理不尽すぎる」と地方検事（スーザン・サランドン）にかけ合い、「減刑」の約束を取り付ける。条件はジョン自身が誰か他の麻薬犯罪者を密告すること。

　ジョンソン主演のアクションドラマ「オーバードライヴ」。プロレスラーとして一世を風靡した筋骨隆々の彼がごく普通の父親を演じる姿は、見ていて新鮮。こうした量刑の決め方が実際に行われ、物語が実話に基づくことにも驚かされる。１１月３０日、全国公開。（高橋天地（たかくに）／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

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