秋の盛りに=2013年11月17日、東京都あきる野市(野村成次撮影)【拡大】
養沢川(ようざわがわ)に沿ったあたり、昨年は柿の実がほとんど見られなかった。早い時期にみんな落ちてしまったという。そんな年もあったのだ、今年は結構多く実っている。やはり、秋には木の葉がきれいに紅葉して、柿がたわわに実っているのがいい。サルだって、それを待っているのだ。数年前奥多摩湖の先で小生を見下ろしながら、悠然と柿を食っていたサルがいたものだ。カメラを向けると、「勝手に撮るんじゃねえ、肖像権があるんだ」とばかりにすごまれた。(野村成次、写真も/SANKEI EXPRESS)
■のむら・せいじ 1951(昭和26)年生まれ。産経新聞東京、大阪の写真部長、臨海支局長を経て写真報道局。休日はカメラを持って、奥多摩などの多摩川水系を散策している。