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盤石な正恩体制 内外に誇示 金総書記追悼大会 序列に変化 (1/4ページ)

2013.12.18 10:45

  • 金正恩(キム・ジョンウン)氏と張成沢(チャン・ソンテク)氏の関係=2013年12月13日、※敬称略。写真は聯合ニュースなど
  • 北朝鮮の新指導者、金正恩氏の主な家系図(敬称略)
  • 北朝鮮政権中枢の相関関係(敬称略)=2012年8月23日現在
  • 金正日総書記の遺体の現在の安置場所=2011年12月27日現在、北朝鮮・首都平壌の錦繍山(クムスサン)記念宮殿(イラストは聯合ニュース)
  • 金正恩氏の主な職位=2012年4月12日現在(※写真は朝鮮通信)
  • 北朝鮮をめぐる最近の主な動き=2011年12月19日~2013年12月13日
  • 北朝鮮・首都平壌市

 朝鮮中央テレビによると、北朝鮮は金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から2年となる12月17日、平壌で中央追悼大会を開いた。金正恩(ジョンウン)第1書記はひな壇中央に着席、金永南(ヨンナム)最高人民会議常任委員長は追悼の辞で、金第1書記を「団結の唯一の中心」と述べた。大会は張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長の処刑から間もない中で行われ、3年目を迎えた金正恩体制の盤石さを内外に誇示してみせた。

 崔氏 第1書記の隣に

 張氏の妻で金総書記の実妹、金敬姫(ギョンヒ)氏の姿は見られなかった。一方、張氏粛清後、実質的なナンバー2と目されている崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長は座席が金第1書記のすぐ隣に移動し地位の高まりが示された。

 崔氏の側近とされる李永吉(リ・ヨンギル)軍総参謀長や張正男(ジョンナム)人民武力部長、粛清を主導したと伝えられる党組織指導部の趙延俊(チョ・ヨンジュン)第1副部長と、死刑判決を下した裁判所を所管する国家安全保衛部の金元弘(ウォンホン)部長ら金第1書記を支える顔ぶれがそろった。

落ち着いているように見え、表情の変化にも乏しかった

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