映画「キリングゲーム」(マーク・スティーブン・ジョンソン監督)。2014年1月11日公開(ポイントセット提供)。(C)(C)2013_PROMISED_LAND_PRODUCTIONS,INC.All_Rights_Reserved.【拡大】
ジョンソン監督は「人間の生存本能とは何か」という問いかけを映像でとことん追求した。実際、本作には、ほぼ全編にわたってデ・ニーロとトラボルタの2人しか登場せず、名優同士がただひたすら、さしで殺し合いを演じる、いわば85分一本勝負といった体なのだ。
相手に対する痛めつけ方は陰湿そのもので、後味が悪い。ベンジャミンが傷を負ったコヴァチの顔に搾ったレモン汁を大量に塗りつけたときの表情は、さながらゲームを楽しんでいるかのよう。ただ、奇をてらったり、飾ることもなく、俳優としての持てる技量を最大限に発揮した名優2人の演技は、見ていてわくわくするだろう。1月11日から全国順次公開。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)