川霧の朝=2013年11月26日、神奈川県川崎市多摩区(野村成次撮影)【拡大】
交通機関に乱れが生じることもあるが、ムード満点の自然現象だ。だから多くの歌にも登場する。「霧にむせぶ夜」、「夜霧よ今夜も有難う」、「霧の摩周湖」…。曲は哀愁を帯びたものが必要で、霧の中から登場する女性は清楚な人でなくてはならない。ケバいのはダメだ。もっとも、歌も女性も、多摩川のようにきれいな霧だからこそ似合うのであって、隣の国の、何が含まれているか分からないような汚れた霧では論外だ。
河川敷の霧は、日が昇るとたちまち消えてしまった。さあ出勤時間だ。今回は、多摩川中流域から。(野村成次、写真も/SANKEI EXPRESS)
■のむら・せいじ 1951(昭和26)年生まれ。産経新聞東京、大阪の写真部長、臨海支局長を経て写真報道局。休日はカメラを持って、奥多摩などの多摩川水系を散策している。